- 由緒
長面は昔は、長津浦、長面浜、長須賀などと呼んだ。文治4年(1188)、藤原泰衡に、義経謀殺の諌言が用いられず、落人となった者十余名が、雄勝浜三山権現別当にゆかりがあったので身を寄せ、やがて当浜の入江の奥、滝浜を開拓したという。この人達が滝浜の宮下山に北野神社を勧請した。その時の御神体が菅公の短冊と笏とであったという(天明の火災に焼失)この神社が桃生郡内の4天神の元社であるという。1.弘治3年(1557)宮下山の社殿を改築して、長面浜の鎮守とした。2.元禄2年(1689)3月25日現境内に社殿を新築して現在に至っている。3.享保10年2月25日仙台藩主伊達吉村、明治4年2月6日仙台藩主伊達重村、山追のおり来拝したと伝える。明治5年11月28日村社となる。明治40年3月31日、神饌、幣帛供進社に指定される。
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