2011年1月28日

『鎮守の森の銘木』 第18回 蔵王町 白山神社の杉並木

Filed under: 鎮守の森の銘木 — admin @ 9:30 PM
    所在地 :  刈田郡蔵王町大字円田字白山28 →リンク
  樹 種  :  ス ギ
  樹 齢  :  約400年

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元和元年(1615年)、伊達家家臣でこの地の領主であった秋保重信(あきうしげのぶ)が大阪夏の陣に従軍する際、白山神社に武功を祈願したところ霊験があったため、凱旋後に杉250本を奉納したと伝えられる。

古くから地域住民の信仰を集めてきた白山神社の杉並木は、天を突くほどの巨木が数多く立ち並ぶ姿が壮観で、遠方からもよく目立つ。
参道の石段ははじめは真っ直ぐだったが、両脇の杉が成長するにつれて根に押されてゆがんでしまったとのこと。
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 ※ 撮影日:11月中旬

 

2011年1月21日

大寒みそぎ

Filed under: お知らせ — admin @ 8:30 AM
昨日 1月20日は大寒、
暦の上で、一年で最も寒さが極まるとされる日でした。

本年も、宮城県神道青年協議会の主催により、七ヶ浜町の菖蒲田浜海岸において、早朝の大寒みそぎ研修会が開催されました。

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大寒みそぎは、極寒の中でみそぎを行うことで身を清め、また心身を修練することを目的とし、今年で35回を数えます。
本年も県内若手神職をはじめ30余名が参加しました。

氷点下5度の朝冷えの中、同じく氷点下の海水に腰まで浸かり、時には寄せる波を肩まで浴びながら20分にも及ぶ大祓詞(おおはらえことば)を奏上して、これからの神明奉仕を誓いました。

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2011年1月1日

謹賀新年

Filed under: お知らせ — admin @ 8:48 PM
新年明けましておめでとうございます。
本年も、皆様にとって実りある一年となりますよう
ご祈念致します。

2010年12月16日

『鎮守の森の銘木』 第17回 黒川郡富谷町 鹿島天足別(かしまあまたらしわけ)神社の樫

Filed under: 鎮守の森の銘木 — admin @ 10:30 PM
  所在地 :  黒川郡富谷町大亀字和合田2-16 →リンク
  樹 種  :  アカガシ (県指定天然記念物)
  樹 高  : 15M
   根幹直径 : 2M
  樹 齢  :  800年以上

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アカガシの生育地は宮城県が北限であり、県中部以北の分布は少ないといわれるが、鹿島天足別神社の御神木は、樹齢・樹勢併せ他に類が無く、県内随一とされている。

社殿右側には亀石と呼ばれる巨石がある。

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文字通り大きな亀に見えるこの巨石は、神社の別名「大亀神社」、またこの地域が「大亀」と呼ばれる由縁となっており、御神木と共に深い信仰を集めている。

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2010年12月10日

『鎮守の森の銘木』 第16回 村田町 白鳥神社 奥州の蛇藤・縄文ケヤキ

Filed under: 鎮守の森の銘木 — admin @ 10:21 PM
以前、御神木のイチョウの倒木とその再生祈願祭を掲載致しました白鳥神社では、そのほかにも、県内有数の古木が自生しております。

奥州の蛇藤
  所在地 : 柴田郡村田町大字村田字七小路1 →リンク
  樹 種  : フ ジ (町指定天然記念物)
  樹 齢  : 1,000年以上

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前九年の役(1051年)の際、源義家がこの地で敵軍に包囲された時に、この藤の木が二匹の大蛇となって敵を追い払った、という伝説が残されており、『奥州の蛇藤』と呼ばれる由縁となっている。

千年経てなお樹勢は旺盛で、手水舎から藤棚を伝って参道を横切り、境内の杉に絡んで頂きまで伸び上がっている。
5月ごろには薄紫の花が満開となり、町を挙げての催し物も行われる。

 

縄文ケヤキ
  所在地 : 同 上
  樹 種 : ケヤキ (町指定天然記念物)
  樹 齢 : 1,000年以上
  樹 高 : 25M
  幹 周 : 8M

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境内の蛇藤の右側に並んでそびえ、幹には大きなこぶが発生している。
一説には樹齢3000年ともいわれ、蛇藤と共に深い信仰を集め、また町のシンボルとして親しまれている。

 

2010年12月2日

みやぎ蔵王えぼしスキー場開き・安全祈願祭 

Filed under: お知らせ,宮城の自然 — admin @ 9:05 PM
去る12月1日、みやぎ蔵王えぼしスキー場においてスキー場開き・安全祈願祭が執り行われました。
これが県内最初のスキー場開きで、蔵王町遠刈田 刈田嶺神社の金峯宮司により神事が行われました。

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例年、雪のない中で行われることが多いそうですが今年は雪が降りスキー場開きに相応しい景色となりました。

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なお、人工降雪機を使えるところまで気温が下がっておらず、常時滑れるようになるには、もう少しかかりそうです。

2010年11月23日

新嘗祭(にいなめさい)

Filed under: お知らせ,秋の恵みと旬の食べ物 — admin @ 10:30 PM
今日 11月23日は勤労感謝の日。
戦前までは「新嘗祭」と称されて、五穀の収穫を感謝して全国で祭儀が行われる、大切な祝祭日でした。

今年も全国の神社で、収穫された稲穂・新米が神前に供えられ、新嘗祭が行われました。

「新嘗」とは、「新穀をご馳走になる」ことを意味し、神前に新穀をささげ、また我々も神様と共にそれを戴いて収穫に感謝をする、祝いの神事です。

宮中でも、天皇陛下自らが祭儀に当っておられます。

神社の祭祀は、稲作文化と密接な関わりを持っており、
新嘗祭の源流は、弥生時代にまで遡るといわれております。
我々日本人にとっては、最も旧く最も重要なお祭りだといえるかもしれません。

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2010年11月21日

宮城野八幡神社 紅葉

Filed under: 宮城の自然 — admin @ 10:15 PM
以前、御神木シリーズでご紹介させて頂いた
宮城野八幡神社でも見事な紅葉を迎えていました。

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ケヤキ・イチョウ・モミジと、三者三様の、見事なコントラストです。

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ケヤキはだいぶ散ってしまいましたが、モミジはまだまだ、
これからのようです。

2010年11月18日

『鎮守の森の銘木』 第15回 仙台市泉区 賀茂神社 多羅葉とあら樫

Filed under: 鎮守の森の銘木 — admin @ 9:50 PM
引き続き、賀茂神社の御神木をご紹介します。 

 樹 種 : タラヨウ(モチノキ科)(宮城県指定天然記念物)
 樹 齢 : 100年以上
 樹 高 : 17M

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 樹 種 : アラカシ(ブナ科) 1対 (仙台市指定天然記念物)
 樹 齢 : 200年以上
 樹 高 : 11M

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これら三本の御神木、多羅葉・あら樫は、共に宮城県が生育地の北限とされており、その中でもこれだけの樹勢・樹齢を持つものは非常に稀であるとのこと。
このことも文化財としての指定を受ける所以のひとつとなっているそうです。 

11/19追記 : 本記事を公開したところ、賀茂神社様から
           解説看板の写真をいただきました。
                併せて掲載いたします。

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     タラヨウ                 アラカシ

『鎮守の森の銘木』 第14回 仙台市泉区 賀茂神社 イロハモミジ

Filed under: 宮城の自然,鎮守の森の銘木 — admin @ 9:37 PM
 所在地 : 宮城県仙台市泉区古内字糺1 →リンク
 樹 種 : モミジ(カエデ科) 1対 (県指定天然記念物)
 樹 齢 : 150年以上
 樹 高 : 16M 

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仙台市泉区鎮座の賀茂神社では、参道入り口、鳥居の東西にそびえるのイロハモミジが見ごろを迎えています。
この2本のモミジは、樹高もさることながら、参道を包みこむような枝ぶりと鮮やかな紅葉が見事で、この日も平日にも関わらずカメラを持って訪れる人たちで賑わっておりました。

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11/19追記 : 本記事を公開したところ、賀茂神社様から
           解説看板の写真をいただきました。
               併せて掲載いたします。

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