- 由緒
本社は、元米沢に御鎮座あり、伊達氏の守護神として奉斎せるを、藩祖政宗伊達郡梁川に遷し、後、仙台若林に城郭をさだむるに及び荒井村に遷し、後、青葉城を築くのとき鈴の沢の地を選び城に向けて遷し祀る。故に「夕日明神」と称あり。天保6年7月広瀬川の氾濫と崖崩れの災をおそれ遂に川下の現在の地に鎮めまつる。藩祖の信仰あつく社殿の修復のことは勿論、本社に三貫文の地を寄進し、更に年一石の饌米を奉献するを例とし、歩卒172家をもって祭事を行わしめた。又、公の奥方愛姫(陽徳院)は安産の守護神として深く信仰したと伝える。(社伝、稲荷神祠頌)大正11年八木山の越路神社(山神)を合祀する。又、東京都在住白石安子刀自により平成15年参道修復工事、平成17年本殿一棟を献納された。
- 地図