宮城県でも、新年を迎えるにあたっては、家の内外を清掃し、門松をたてたり神棚に
その飾りの中核をなすものが、「きりこ」とか「ご
それは本来、神の
宮城県ではこうして家に正月の神さまを迎え、家族そろってお祝いし、一年の平穏無事を祈ります。
また、火や水の恩恵に感謝し、防火、防水のしるしとして、カマド(台所)には
私たちの日々の暮らしを通して自然に育まれ、伝えられてゆくものが文化や伝統です。家族のあり方、自然との触れ合い、祖先とのつながり、社会との関わり、そして、その中にある祈りのかたちと感謝の心こそ、親から子へと伝えてゆくべき日本の文化であり宮城の伝統なのです。