- 由緒
本社の創祀年代は明でないが、鹽竈大神の従属の神として古来14末社の第一に挙げられている。後、退転したが、元禄3年、塩竈新河岸町百姓勘右衛門なる者、心願成就報賽の為社殿を再興した。慶応4年塩竈町大火の際社殿炎上、故址に仮宮を造営して今日に及んでいる。尚、当社に伊達藩中興の英主贈従三位伊達綱村卿(肯山公)を配祀した年月を伝えないが、貞享の恩令の渥きに感激した邑民は、即ち鹽社第一末社に其の英霊を配祀するに至ったものである。今綱村卿真筆懐紙を神体と崇め祀っている。社殿の老朽化が深刻な問題として、総代を始め氏子から声が上り平成6年9月4日、例祭日に竣工奉告祭を行う。
- 地図