- 由緒
越河中妻旧別当館址にあり。祭神は建御名方神。後神藤八坂留命を合祀す。伝うるところによれば往古六都来り守護神たる諏訪神社を山下播摩屋敷に安じ欅1本を植えたり。後奥州岩城領主薄羽森房諏訪社に戦勝祈願し、諸願成就の御礼に天正17年(1589、桃山)現地に移し、社祠を立てて祀り石段75段を築き杉樹を植えたり。明治4年4月27日、信州諏訪大社より分霊奉遷、同5年村社に列し八幡神社深山神社を合祀す。明治5年以降、寅・申相当の年に御柱祭の神事が行われる。即ちこの行事は信州本社の例にならったもので杉丸太長さ7.5m、太さは目通り円周1.5m以上のものを前日は山曳祭、例祭日は里曳祭とし当日氏子総出して町内を曳きまわし神社に搬入奉納する。
- 地図