- 由緒
その昔、本社の鎮座する地域は三澤頼母の采地であった。本社の創祀年月は不明であるが、慶長年間三沢館主三沢信濃守が紀州熊野神社より分霊を仰ぎ、その領内の守護神として奉祀したのが本社の創祀とされている。後にこの地は片倉氏の領主となり、本社は白石城主の尊崇するところと相なった。そして別当円福寺(真言、宮村蓮蔵寺末)に寺領を寄せ、殊に三代片倉村長貞享元年本領安堵の祈請として本社を再興する。明治5年12月村社列格。同41年2月13日同字の稲荷社、同年11月20日白鳥社を合祀する。昭和3年11月幣帛供進社に指定を受けた。
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