- 由緒
本社は平安朝時代、即ち淳和天皇の天長年間(824~833)既に御鎮座ありし古社といわれ、往古は松島蛇ケ崎梨木平という所に鎮座し松島明神、又は松島と高城駅との間に在りしを以て村崎明神とも称し奉った。其後、今の地に遷社、承安2年(1172)源義経東下の砌、当社に詣で武運を祈った(義経記)。時恰も社前の藤花満開なるを見て村崎の紫に通うより紫神社と書きかえ奉らんと祈願してより今の字に改めたといわれる。大正14年11月祝融に罹り本殿拝殿其の他宝物等悉く烏有に帰したので昭和4年5月復興した。これより先、明治5年9月村社列格、同39年4月共進社に指定された。
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