- 由緒
本社は、享保3年(1718年)2月16日に伊達宗房(宮床伊達家初代)夫人松子(5代藩主伊達吉村の母)が建立したといわれる。享保3年3月26日には、隠居している4代藩主伊達綱村(藩主吉村の義父)の70才の賀宴が江戸の仙台藩邸で開かれている。この年61才の松子が綱村の長寿をI祝い、わが子五代藩主吉村の代の栄えと長寿を願った親心の深さがしのばれる。旧小野村には、本社をはじめ、天王、白髯八社二社の6社があった。明治6年6月村社に列し、明治42年10月白髯神社、須賀神社が、次いで八幡神社の三社が合祀されて、現在に至っている。
- 地図