- 由緒
鎮座地は、旧奥州街道に沿う要地で、その昔源頼朝、奥州諸大名、明治天皇、東北御巡幸の際通られたところである。創祀年代、鎮座、由来等は詳かでない。延喜式神名帳(平安時代)に登載されている。宮高森より(現在地より西方向)より当地を領有せる。児玉弥太郎重成が(建久2年)、今の地に遷した。延亨3年(1747年)藩主、伊達宗村、当社に病気平癒を祈願し効験があった。明治5年3月郷社に列せらる。明治43年3月神饌幣帛料供進社に指定さる。本殿宝暦10年(1760年)10月建立の実物(流造柿葺)が覆屋にて今も保存されてある。拝殿幣殿は老朽の為、平成3年天皇即位御大典を祝し、新築してある。鐘楼は、亨保3年奉納されたものであるが大東亜戦争に際し供出され、それに変り平成13年新しく氏子崇敬者により奉納建立された。
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