- 由緒
社伝によれば、文武天皇の慶雲3年(706、飛鳥)僧行基四国修行の際当山の松林の森厳たる姿を見、弘法応作の美地とし、中腹に堂宇を建て、唐伝来の閻浮提金一寸八分の尊像を安置し、更に石清水八幡の神霊を勧請分祀したことに創る。後、天平勝宝元年(七四九、奈良)八幡の御託宣あり、天喜4年(1056、平安)源義家東征に際し、当社に参籠し霊験より社殿を再建して社領を寄進したので、爾後本社を弓矢八幡宮と称したと云われる。明治のはじめ現社号に改め、ついで5年3月村社に列せられた。後、大字小泉の深山神社、大字鳥島の鹿島神社を合併した。
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