- 由緒
1192年、源頼朝が鎌倉幕府を開いた頃、三浦氏はこの地に大館(柳目城)を造り居館する。安永風土記(1778年)には、三浦左馬允居城とある。三浦氏は、相模国三浦郡が本拠で衣笠城を本城とした名家。文治の役(1189年)の功により、奥州の各地に所領を拝領した。館主三浦氏が守護神として勧請したと推測される。尚、白山神社より4Km東方に鎮座する鹿嶋神社(志波姫宮中)を勧請(1256年)した隣接の西館館主三浦氏とは同じ氏族と考えられる。西館館主三浦氏の菩提寺は、白山神社隣接の名刹妙教寺であり、両神社とも代々奉仕している。
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