- 由緒
神護景雲元年(767年)、この地築館城生野に伊治城が築かれた。城址の一角の東南に鎮座している。この時代に祀られたと考えるべきか。記録としては、奉納された石灯燈に文化14年(1817年)8月15日とある。参考ながら城生野地区にある照明寺の開山は、天正18年(1590年)という。神社隣接の一迫川地点は、平安時代天喜4年(1057年)前九年の役の発端となる阿久利川の戦いの地に比定されている拠点である。安倍氏と源頼儀氏の戦であるが、この頃に祀られたと考えるべきか定かでない。明治10年5月村社に列す。
- 地図