- 由緒
嵯峨天皇の弘仁3年(812年、平安時代)8月、泉沢村を開拓した住民の創建した社で、村鎮守として崇敬されております。創建後の承安年中(1073年、平安時代)泉長者なる者が、新山宮と共に東境の八幡宮、南方に鎮座する秋葉神社、北境の猿田彦神社を鎮め祀り、深く信仰したと言われています。(安永風土記書出)。また、武将農民の社領神田等の寄進があったとも記されています。安産の神としてすこぶる栄えました。現今の本殿は、天保8年8月、藩士小染川五平、鹿又長四郎らの造営にかかり、拝殿は大正3年に新築したものです。明治10年5月村社格加列。
- 地図