- 由緒
本社は天応年中の創祀と伝へられ、硯上山(520m)と称する郡内第一の高山の嶺に鎮座せられ新山大明神と称せられしと、其の後文治年間(1185~1189)藤原秀衡時代に至り天台宗寺の創置せらるると共に、小字坊ヶ沢所謂硯上山の中腹に移祀せられ新山大権現と改称せらる。以降明治初年神佛混淆分離の際、社格村社の認可を受くると共に新山神社と改称せらる。明治40年3月1日神饌幣帛料供進神社に指定認可を受け、大正8年現在の地に遷座せらる。由緒も詳細を知るべき社蔵文書は明治29年の三陸大津波の際当時の社掌罹災し全部流出したるを以て茲に立證することを得ず。
平成28年3月、雄勝字下雄勝の熊野神社と雄勝字唐桑の五十鈴神社を合祀。
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