- 由緒
旧深谷荘中の最高峰(海抜174メートル、県立公園)東南は河海を臨み、西北は山嶽を眺む佳地に鎮座する。深谷一の宮旭山宝龍大権現と称す。古老口伝によれば大同年間に勧請、延喜式内計仙麻神社にして、牡鹿郡十座の中の一座という説等々があるが後考を俟つことにする。権現の称を廃され、明治5年3月村社に列し、現社号に改める。大正15年に幣帛供進社に指定された。明治41、42年の合祀令により村内25社が合祀される。古くから農漁村民の信仰厚く、塩入、矢本、大曲浜まで神輿の渡御行事が行なわれて来たが、交通事情により中止され、現在は氏子の里を2年にかけ一巡渡御を実施している。
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