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後冷泉天皇の康平5年、源義家、奥州征伐のため当地を通過した際、従臣鎌倉権五郎景政が鎌倉八幡宮下の宮から戦陣の守として持参した、玉石を此の所に祀って武運を祈る。社は葛岡監物の居舘内に在り、文治3年9月26日、畠山治郎重忠葛岡郡を賜り、居城し、之を尊崇し、某後、村民の信仰篤く、近郷の人々出征には、戦勝を祈り凱旋の報賽の誠を尽し、武神として崇敬す。明治5年村社に列格。