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第106代正親町天皇の御代天正4年（室町時代末期1576年）、邑信徒が勧請したと伝えられている。安永7年の風土記（1778年）に、「名木杉壱本廻り壱丈六尺」の記録がある。現在も根の部分が現存している。樹齢202年位の木を、当時名木と記載したとは考えにくい。従って次の二通りが考えられる。1.天正4年勧請とすれば、当時名木の立木していた聖地に勧請した。2.天正4年勧請の言い伝えは、社殿改築でそれまでは祠あるいは老朽した社殿。明治10年4月村社に列す。