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本社は、応永3年（1396）以前の創祀にして、往時は「ニヤタリ」の宮と称せられ、その後いつの頃からか俗に「観音さま」と呼ばれた。享保10年2月5代藩主伊達吉村（獅山公）山追御出駕の際、牡鹿郡女川浜大肝入丹野助左衛門の所から陸路水浜の肝入長兵衛宅にて昼食をとり雄勝浜に向う途中本社に参詣したと言う。社殿は再度にわたり改築され現在の社殿は明治初期と伝えられる。明治5年11月現社名に改め村社に列せられた。