2010年11月12日

『鎮守の森の銘木』 第13回 角田市 熱日髙彦神社(あつひたかひこじんじゃ)の古木群

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熱日髙彦神社(→リンク)は、阿武高地北端に位置する、伊具地方最古の神社です。 
古い鎮守の杜(もり)が形成され、樹齢 200〜500年と推定される杉・樅(モミ)・榧(カヤ)・樫などの古木群がみられます。
当地の植生の極相(クライマックス)を形成しているということで、県より「保存すべき貴重な森林」(レッドデータブック掲載)に数えられています。
戦中、戦後にだいぶ伐採されましたが、現在も石段の両脇、境内の周辺、背後林に、大人3人でも抱えきれないほどの大木が林立します。
森の中には貴重な植物や菌類、動物が生息し、夕刻も暗くなるとムササビが飛び交います。
昨年、山火事で被災した大森山(当神社境外地、角田市最高峰)や、谷間から平地へと広がる田畑など、周辺環境と連続して、すばらしい里山環境をかたちづくっています。
昨年、今年と子ども達を対象に環境体験キャンプを行いました。ヒーリングスポットとしても人気があるようです。

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