2021年3月12日

宮城県神道青年協議会 慰霊祭

Filed under: お知らせ,東日本大震災 — admin @ 8:00 PM

昨日3月11日、南三陸町の戸倉公民館にて、宮城県神道青年協議会主催による東日本大震災物故者慰霊が斎行されました。

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 リンク→宮城県神道青年協議会Facebook

震災から10年目を迎えたこの日は県内全ての神社で慰霊祭が斎行され、震災により身罷られた御霊に対し祈りが捧げられました。

御霊が安らかならんこと、そして震災後を生きる人々をお見守り下さいますよう、心より願います。

 

2021年3月8日

気仙沼支部 慰霊祭 斎行

Filed under: お知らせ,東日本大震災 — admin @ 9:00 PM

去る3月7日、気仙沼市松崎鎮座の八幡神社(熊谷正之宮司 気仙沼支部支部長)に於いて、宮城県神社庁気仙沼支部主催・気仙沼神社総代連合会共催による東日本大震災鎮魂慰霊十年祭が斎行され、支部内神職・総代凡そ60名が参列致しました。


祭場である八幡神社は、震災により凄惨な被害に見舞われた片浜・前浜・尾崎地区を一望し、押し寄せる津波より多くの方々の命を救い、その後は指定避難所として多くの方々の命を繋いだ神社でありました。

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当日は、はじめに午後2時より震災により亡くなられた御霊に対し黙祷が捧げられ、次に大祓詞を奉唱、続いて大麻・切麻にて浦清めが執り行われました。引き続き慰霊祭が斎行され、
斎主である小原真朝彦副支部長による祭詞、神社連合総代会臼井賢志会長による祭文が奏上され、御霊に対し祈りが捧げられました。

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祭儀の後には、宮城県神社庁より参列の鍵三夫庁長が「皆様の祈りが届き、気仙沼の復旧、復興が成し遂げられますよう祈念致します」、続いて熊谷支部長が「あの日失われた御霊が
安らかに鎮まりますよう祈念致します。そして、御霊のご加護をいただきながら地域の振興に尽くして参ります」と挨拶し、諸祭つつがなく執り納められました。

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2020年11月9日

名取市閖上 湊神社 竣工祭

Filed under: お知らせ,東日本大震災 — admin @ 10:30 PM

去る11月6日、名取市閖上の湊神社(伊藤英司宮司)に於いて、新社殿の完成を奉告する竣工祭が斎行されました。

この度の社殿再建事業は、大阪市の㈱創建(吉村孝文代表取締役会長)が中心となり、グループ会社である㈱木の城たいせつ、(一社)レジリエスジャパン推進協議会による「災害被災神社再建・地域振興プロジェクト」の三例目として、再建事業が進められておりました。

震災後、永らく仮殿に御鎮座されていた御神体は、伊藤宮司により前日未明に、檜の香りも芳しい御本殿へ御遷座されており、11時から斎行された神事には、湊神社総代会、プロジェクトメンバーの総勢約30名が参列されました。

祭儀は、宮司以下祭員の参進、宮司一拝に続き、御本殿御扉が開かれ、神饌・幣帛料が献供されました。
次いで祝詞奏上、宮司、参列者による玉串を以って、新社殿完工を報告すると共に、閖上地区の発展を祈念し、撤饌、宮司一拝を以って祭儀が執り納められました。

神事終了に際し、吉村会長より目録として「災害被災神社再建・地域振興プロジェクト」として再建された社殿一宇が贈呈され、代表して伊東明総代長が受け取られました。

伊藤宮司は「9年半以上の時間が掛かったが、かつての社殿と同じ大きさに再建され、大変嬉しく、ありがたい。先の震災では、当時の総代長を始め、神社関係者約30名、閖上地区では753名の方々の尊い命が失われた。震災後に閖上の地を離れられた方々も多くいらっしゃるが、地元へ戻ってきた方々も沢山いらっしゃる。震災以前のような地域・氏子の皆様の拠り所となるよう努め、御奉仕させていただきたい。」と語られました。

社務所の建設や境内整備など、かつての姿に復するまではまだまだ時間を要するが、今後被災地始め、閖上の町の復興のシンボルとなることを期待いたします。

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2020年9月20日

名取市閖上 湊神社 上棟祭

Filed under: お知らせ,東日本大震災 — admin @ 9:30 PM

去る9月16日、宮城県名取市閖上の湊神社(伊藤英司宮司)に於いて、
東日本大震災の津波で流失した社殿再建を前にして工事安全と、社殿の長久を祈る上棟祭が斎行されました。
閖上地区は宮城県の中でも東日本大震災による津波の影響が大きかった場所の一つで、2年前には伊勢神宮より鳥居が寄贈されましたが、震災から9年が経っても社殿再建が困難な状況が続いておりました。

このほど、大阪市の㈱創建(吉村孝文代表取締役会長)が中心となり、「災害被災神社再建・地域振興プロジェクト」の3例目として社殿が寄贈されることとなりました。これはグループ内の木の城たいせつが一般社団法人レジリエスジャパン推進協議会と共同で行う取り組みで、地震災害等で甚大な被害が生じた神社の社殿などを無償で再建しており、これまでに熊本県の白山姫神社と福島県の諏訪神社に社殿が寄贈されているとのことです。
11時から斎行された上棟祭では、吉村会長などプロジェクトの関係者も参列、伊藤宮司の祝詞奏上に続き、四方祓の儀、続いて上棟の儀が行われ、伊東明総代長、吉村会長らが玉串を奉り、工事の無事安全を祈念されました。

社殿は11月に竣工する予定で、災害など有事の際には地域住民を守る防災拠点の機能を備えており、自家発電設備や空気から水蒸気を集めて水を製造できる空気製水器などが設置されます。

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リンク  湊神社 被災当時の様子
リンク  湊神社 地鎮祭

 

2020年6月21日

閖上湊神社 御社殿再興地鎮祭斎行

Filed under: お知らせ,東日本大震災 — admin @ 8:42 PM

去る六月十九日、名取市閖上鎮座湊神社(伊藤英司宮司)に於いて、東日本大震災からの御社殿再建の地鎮祭が斎行されました。

湊神社は奈良時代に「ゆりあげ五大名王堂」として祀られた事が起源とされ、また応永年間に春日大社の御分霊を勧請し、明暦三年ご神託により旧地へ遷座されたと伝えられますが、東日本大震災の大津波により本殿を始め一切が流失し、氏子にも多数の犠牲者が出ておりました。
  過去記事→2011年3月29日

震災後は閖上日和山に鎮座する、末社富主姫神社を仮殿として鎮座されましたが、

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この度株式会社創建グループ(大阪府)、一般社団法人レジリエスジャパン推進協議会(東京都)より「災害被災神社再建・地域振興プロジェクト」として無償で再建、寄贈されることとなりました。
本プロジェクトは、白山姫神社(熊本県)、諏訪神社(福島県)に次ぐ第三弾であり、「神社再建+最新防災テクノロジー」、「神社・お寺を防災拠点に!」という理念に伊藤宮司が賛同した事により実現されました。

神事には宮城県神社庁副庁長、竹駒神社宮司村田守広氏を始め、湊神社総代長伊藤明氏、プロジェクトを担う株式会社創建代表取締役会長吉村孝文氏、設計監理を担う株式会社木の城代表取締役社長吉村直巳氏、施工を請け負う東和総合住宅株式会社相原和夫氏らが参列し玉串を捧げられました。

また、社殿の建築資材には伊勢神宮の御用材、株式会社東北特殊鋼(村田町)の邸内社である金岡八幡宮の社殿も譲渡されており、用材として使用される予定とのことです。土地区画整理事業の影響により、境内地は震災以前より西へ約500メートル移動することとなりましたが、閖上地区の鎮守としてその神威を一層に増すことでしょう。

祭典閉式に当り、伊藤宮司は「震災発生時は戦争でも起きたかの様な風景が広がり、また氏子の多くが被災して神社再建の寄付も儘ならず、途方に暮れる日もあったが、全国各地よりご支援を頂き今日を迎えられ安心致しました。これからは閖上の人々の心の拠り所として、元の賑わいを取り戻せるように努め、また、その光景を全国の皆さんに見ていただきたい」と述べられました。

新御社殿は今年末竣工の予定とのことです。

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2019年3月13日

3月11日 ー 慰霊祭

Filed under: お知らせ,東日本大震災 — admin @ 9:00 PM

去る3月11日、塩釜港に面する「マリンゲート塩釜」にて、東北六県神道青年協議会様により東日本大震災物故者慰霊が斎行されました。

東北六県の青年神職の方々による祈りが届き、あの日失われたみたまが安らかでありますことを、信じます。

東北六県神道青年協議会様、
宮城県神道青年協議会様、ありがとうございました。

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         ~宮城県神道青年協議会Facebook より

2016年10月14日

葉山神社 復興支援活動

Filed under: お知らせ,東日本大震災 — admin @ 10:37 PM

去る10月2日、石巻市雄勝町大浜鎮座 葉山神社 に於いて秋季例大祭が斎行され、それに併せて、宮城県神社庁神社振興委員会による復興支援活動が行われました。

雄勝町は、震災により凄惨な被害が齎された地域の一つです。
葉山神社も津波により全壊の被害を受けており、昨年お建て替えが成ったところです。

当日は、祭儀における雅楽の奉仕のほか、お参りに集まった方々に向けた雅楽の演奏、地元青年部と共催でのホタテ焼きや子ども向けの射的、おもちゃ掬いなど、様々な活動をさせて頂きました。

神社には、近隣の方々だけでなく震災によりこの地を一旦離れた方々など多くのお参りがみられ、大変賑わっておりました。

委員会の活動も、その賑わいの一助、そして復興に向かう皆様への励みとなれたのではないでしょうか。

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 ※ 10/19 画像追記

2016年3月11日

慰霊祭

Filed under: お知らせ,東日本大震災 — admin @ 9:30 PM

震災より5年を迎えた本日、気仙沼市では、気仙沼湾を一望して鎮座する五十鈴神社境内に斎場を設け、鎮魂慰霊五年祭が斎行されました。
祭儀には、支部内の全神職・各社総代の参列奉仕のほか、市内の住人、はるか遠方より慰霊に訪れた方々など、多くのご参列を頂きました。

祭儀に先立ち、みたまに対して黙祷が捧げられ、参列者一同によって大祓詞(おおはらえのことば)が奏上され、続いて浦清めが行われました。
引き続いて祭儀では、雅楽の音色が響き亙るなか、殉難された多くのみたまに対して哀悼と慰霊のまことが捧げられました。

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被災地では(いやな呼び名です)、復旧復興が進められているとはいえ、思い描いていたようには進まず、住人の非常に多くはもとの暮らしを取り戻す事が出来ず、また人々の心も未だ癒されてはおりません。

あの日失われたみたまが安らかにこの地に鎮まりますよう、
残された人々がこころの平穏を一日も早く取り戻されますよう、
そしてこれをお見守り戴きますよう、願います。

2015年6月16日

植樹祭

Filed under: お知らせ,東日本大震災 — admin @ 9:30 PM

去る6月14日、多賀城市宮内に鎮座する八幡神社に於いて、「みんなの鎮守の森 植樹祭」が実施されました。
平安時代初期、奥州を制圧した坂上田村麻呂による勧請を始まりと伝える八幡神社。しかし東日本大震災で一帯は甚大な津波被害をこうむり、八幡神社も境内の木々の多くが塩害で枯れてしまいました。
震災から4年を経て、「鎮守の森」の復活を望む多くの氏子の熱い思いを受け、日本財団の共催、日本文化興隆財団の協力を得て植樹祭の実施となったのです。

午前中にご神前にて植樹奉告祭を斎行。定刻の午後1時、境内には総勢約一千名の参加者が集いました。
はじめに震災の犠牲となった方々へ黙祷が捧げられ、神社宮司ほか関係者の挨拶につづき、臨時の舞台に声優の小山茉美氏が登壇し神話読みかたりが行われました。
題材は、アマテラス大神・ツキヨミ命・スサノオ命の誕生から天岩戸の神話まで。情感ゆたかに、時にコミカルに語りかける小山氏の物語に、とくに子供たちが目を輝かせ耳を傾けていました。

植樹は2時過ぎから実施され、参加者は専門家からの植樹指導にしたがい、御社殿を囲むように一株一株丁寧に植えていきました。今回植樹されたのは、白樫など常緑広葉樹25種、株数にして全6,024株。植樹を終え、参加者のひとりは「鎮守の森の復興に向け、また一歩進むことができました」と笑顔で話していました。

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2014年9月14日

古典音楽雅楽コンサートin鳴子温泉

Filed under: お知らせ,東日本大震災 — admin @ 9:00 PM

教化部振興委員会は9月11日、大崎市鳴子温泉の鳴子中学校にて協力団体として雅楽演奏会を実施しました。

「青少年のための大崎市民鳴子会議」の主催になるこの企画は、〝音楽が聞こえる都市づくり〟をテーマに、六年前から各種ジャンルの音楽コンサートを催すことで、少年期の貴重な体験と心豊かな人材育成を目的に実施されています。
会場となった同中学校体育館には、同校全生徒を中心に近在の小学校高学年や父兄など約140名が訪れました。

午後一時十五分に開会した演奏には、宮城野雅楽会会員を中心に、東京都の雅楽道友会の楽師二名も出演。演目は管絃三曲と神楽「悠久の舞」・舞楽「陵王」が奏され、舞人は竹駒神社の神職・巫女が奉仕しました。
ほか冒頭には、鳴子中学校生徒による合唱「手紙」などが披露され、来場者のなかには目頭を押さえる人もありました。

演奏後、生徒代表から演奏者に対し花束贈呈、御礼の言葉が述べられ、さらに生徒全員の震災復興祈念の歌「心ひとつに~夢と希望と決意をもって~」が合唱され閉会となりました。

       

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