今日3月20日は『春分』、立春立夏のちょうど中間に当たります。
今日は県内では概ね好天に恵まれ、“彼岸の中日”春の陽気のもとでお墓参りをなされた方も多かったことでしょう。
とはいえ、まだまだ季節の変わり目、体調を崩さぬようお過ごし下さい。
今日3月20日は『春分』、立春立夏のちょうど中間に当たります。
今日は県内では概ね好天に恵まれ、“彼岸の中日”春の陽気のもとでお墓参りをなされた方も多かったことでしょう。
とはいえ、まだまだ季節の変わり目、体調を崩さぬようお過ごし下さい。
春の彼岸の中日にあたる3月20日〝春分の日〟、宮城県神社庁神殿において「春季みたま祭」が斎行されました。
祭典は高崎恒晴参与(青葉区東照宮宮司)を斎主に、以下祭員2名・舞人2名・伶人3名による奉仕で斎行。祭詞奏上につづき、約120名の遺族参列者全員による「みたま祭の歌」、神楽「浦安の舞」がささげられ御霊を慰めました。
宮城県内には当神社庁が運営する「神道墓地」が北山霊園・葛岡霊園にあり、多くの神葬祭の家庭が代々の祖霊を弔っています。みたま祭ではそれらの御霊をはじめ、県内物故神職など940余柱の御霊を祀って神事が行われました。
震災より5年を迎えた本日、気仙沼市では、気仙沼湾を一望して鎮座する五十鈴神社境内に斎場を設け、鎮魂慰霊五年祭が斎行されました。
祭儀には、支部内の全神職・各社総代の参列奉仕のほか、市内の住人、はるか遠方より慰霊に訪れた方々など、多くのご参列を頂きました。
祭儀に先立ち、みたまに対して黙祷が捧げられ、参列者一同によって大祓詞(おおはらえのことば)が奏上され、続いて浦清めが行われました。
引き続いて祭儀では、雅楽の音色が響き亙るなか、殉難された多くのみたまに対して哀悼と慰霊のまことが捧げられました。
被災地では(いやな呼び名です)、復旧復興が進められているとはいえ、思い描いていたようには進まず、住人の非常に多くはもとの暮らしを取り戻す事が出来ず、また人々の心も未だ癒されてはおりません。
あの日失われたみたまが安らかにこの地に鎮まりますよう、
残された人々がこころの平穏を一日も早く取り戻されますよう、
そしてこれをお見守り戴きますよう、願います。
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