2010年11月23日

新嘗祭(にいなめさい)

Filed under: お知らせ,秋の恵みと旬の食べ物 — admin @ 10:30 PM
今日 11月23日は勤労感謝の日。
戦前までは「新嘗祭」と称されて、五穀の収穫を感謝して全国で祭儀が行われる、大切な祝祭日でした。

今年も全国の神社で、収穫された稲穂・新米が神前に供えられ、新嘗祭が行われました。

「新嘗」とは、「新穀をご馳走になる」ことを意味し、神前に新穀をささげ、また我々も神様と共にそれを戴いて収穫に感謝をする、祝いの神事です。

宮中でも、天皇陛下自らが祭儀に当っておられます。

神社の祭祀は、稲作文化と密接な関わりを持っており、
新嘗祭の源流は、弥生時代にまで遡るといわれております。
我々日本人にとっては、最も旧く最も重要なお祭りだといえるかもしれません。

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2010年11月21日

宮城野八幡神社 紅葉

Filed under: 宮城の自然 — admin @ 10:15 PM
以前、御神木シリーズでご紹介させて頂いた
宮城野八幡神社でも見事な紅葉を迎えていました。

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ケヤキ・イチョウ・モミジと、三者三様の、見事なコントラストです。

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ケヤキはだいぶ散ってしまいましたが、モミジはまだまだ、
これからのようです。

2010年11月18日

『鎮守の森の銘木』 第15回 仙台市泉区 賀茂神社 多羅葉とあら樫

Filed under: 鎮守の森の銘木 — admin @ 9:50 PM
引き続き、賀茂神社の御神木をご紹介します。 

 樹 種 : タラヨウ(モチノキ科)(宮城県指定天然記念物)
 樹 齢 : 100年以上
 樹 高 : 17M

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 樹 種 : アラカシ(ブナ科) 1対 (仙台市指定天然記念物)
 樹 齢 : 200年以上
 樹 高 : 11M

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これら三本の御神木、多羅葉・あら樫は、共に宮城県が生育地の北限とされており、その中でもこれだけの樹勢・樹齢を持つものは非常に稀であるとのこと。
このことも文化財としての指定を受ける所以のひとつとなっているそうです。 

11/19追記 : 本記事を公開したところ、賀茂神社様から
           解説看板の写真をいただきました。
                併せて掲載いたします。

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     タラヨウ                 アラカシ

『鎮守の森の銘木』 第14回 仙台市泉区 賀茂神社 イロハモミジ

Filed under: 宮城の自然,鎮守の森の銘木 — admin @ 9:37 PM
 所在地 : 宮城県仙台市泉区古内字糺1 →リンク
 樹 種 : モミジ(カエデ科) 1対 (県指定天然記念物)
 樹 齢 : 150年以上
 樹 高 : 16M 

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仙台市泉区鎮座の賀茂神社では、参道入り口、鳥居の東西にそびえるのイロハモミジが見ごろを迎えています。
この2本のモミジは、樹高もさることながら、参道を包みこむような枝ぶりと鮮やかな紅葉が見事で、この日も平日にも関わらずカメラを持って訪れる人たちで賑わっておりました。

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11/19追記 : 本記事を公開したところ、賀茂神社様から
           解説看板の写真をいただきました。
               併せて掲載いたします。

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2010年11月15日

村田町 白鳥神社 再生祈願祭

Filed under: お知らせ — admin @ 9:33 AM

11月2日に御神木のイチョウが倒木の被害を受けた白鳥神社で、13・14日の2日間に亘って、『村田町名木を守る会』の協力のもと、御神木の再生祈願祭が執り行われました。

          

祭儀では、村田宮司による祈願ののち、氏子・総代の方々によって、
再生を願って新しい注連縄(しめなわ)か締め直されました。

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今後は、東北大学、独立行政法人森林総合研究所の協力を得て、銀杏の木の保存・樹勢回復と次世代の神木となる苗木の育成に取り組むこととなりました。
研究所では、倒木を知った所員の方々が岩手県盛岡市の東北支所より駆けつけ、協力を申し出て下さったそうです。
また、樹齢1,000年以上ともいわれる御神木の年輪からは過去の大気の状況や気候を知る事ができ、貴重な研究資料になるとのことでした。

境内では、青空コンサートや即売会も開かれ、町内外から駆けつけた人々で賑わいをみせていました。

2010年11月12日

『鎮守の森の銘木』 第13回 角田市 熱日髙彦神社(あつひたかひこじんじゃ)の古木群

Filed under: 鎮守の森の銘木 — admin @ 8:47 PM

熱日髙彦神社(→リンク)は、阿武高地北端に位置する、伊具地方最古の神社です。 
古い鎮守の杜(もり)が形成され、樹齢 200〜500年と推定される杉・樅(モミ)・榧(カヤ)・樫などの古木群がみられます。
当地の植生の極相(クライマックス)を形成しているということで、県より「保存すべき貴重な森林」(レッドデータブック掲載)に数えられています。
戦中、戦後にだいぶ伐採されましたが、現在も石段の両脇、境内の周辺、背後林に、大人3人でも抱えきれないほどの大木が林立します。
森の中には貴重な植物や菌類、動物が生息し、夕刻も暗くなるとムササビが飛び交います。
昨年、山火事で被災した大森山(当神社境外地、角田市最高峰)や、谷間から平地へと広がる田畑など、周辺環境と連続して、すばらしい里山環境をかたちづくっています。
昨年、今年と子ども達を対象に環境体験キャンプを行いました。ヒーリングスポットとしても人気があるようです。

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2010年11月10日

七ヶ宿町 滑津大滝 (なめつおおたき)

Filed under: 宮城の自然 — admin @ 10:07 PM
長老神社から引き続いて・・・。
少し足を伸ばして滑津大滝へ行ってみました。 (→地図

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長老神社の赤い鳥居と黄色のコントラストがやがて赤一色の景色へと変わり、滑津大滝の周辺もより深い紅葉へと変わってゆくのでしょう。
紅葉の向こう側には蔵王山頂の雪がより一層綺麗に映えました。

七ヶ宿町 長老神社の紅葉

Filed under: 宮城の自然 — admin @ 9:58 PM

七ヶ宿町、長老湖のほとりにある長老神社 (→地図)では、境内一帯に自生する紅葉が見ごろとなってきました。

    


この季節には鳥居の周辺の木々が一斉に色を変えてゆき、紅葉のタイミングと天候に恵まれれば息を飲む美しさとなります。
この日も天気が良く、記念碑に周囲の景色が映り込み、文字が宙に浮いている様にも見えました。

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2010年11月3日

村田町 白鳥神社の突風被害について

Filed under: お知らせ — admin @ 9:37 PM
11月2日(火)早朝に、柴田郡村田町村田鎮座 白鳥神社(村田守広宮司)において、銀杏の大木が、大風により倒木する被害がありました。

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神楽殿の屋根の一部とひかえ所が損壊し、神楽殿自体も傾き倒壊の畏れがあります。隣接する倉庫も被害を受けたようです。夜中に倒れたものと思われ、幸い人的な被害はありませんでした。早朝に警戒の消防団が発見したということです。

倒木した銀杏は2000年を数える御神木で、昭和44年に町の天然記念物に指定され、平成4年には当地では初めてとなる樹木医による治療が施されています。フジ、ケヤキなどとともにたいへん親しまれてきました。

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報道で被害を知った人達が途切れなく訪れ、驚きや、落胆の声が聞かれました。立ちつくし涙をぬぐう光景もありました。
村田宮司は「大昔より皆が親しんできた大銀杏で、大切な御神木でした。まもる会ができたり、樹木医に治療してもらったり、保存に力を尽くしてきただけに、たいへん残念です。ただ、根元から倒れたわけでなく、太い枝も残っているので、町や専門家などと相談して、再生を試みたい。先ずは関係者で協議し、なるべく早く危険な状況を改善したい」と話していました。
村田町では夜半より強風が吹き、午前1時過ぎには、神社を含めた一帯で家がガタガタと揺れるほどの突風が吹いたそうです。帯状に狭い範囲で屋根が飛んだり木が倒れたりする被害が確認され、竜巻の可能性もあると言うことでした。

2010年11月1日

宮城県神社祭事暦

Filed under: お知らせ — admin @ 10:22 PM
例年神社庁で発行しております教化冊子、宮城県神社祭事暦が
今回(平成23年版)より新しくなりました。

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以前までのA5版からB5版に一回り大きくなり、
暦以外にも、神棚の祀り方をはじめとした神道の知識、
県内神社の祭典日一覧など、充実した内容となっております。

お受けいただく場合は、お正月のお札をお受けになる際、
もしくはお近くの神社へお尋ね下さい。

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