2012年10月31日

新山神社 社殿竣工奉告祭

Filed under: お知らせ,東日本大震災 — admin @ 9:33 PM

昨日10月30日、雄勝町 新山神社において社殿竣工奉告祭が斎行されました。

雄勝町は雄勝石、硯の町として有名でしたが、震災で甚大な被害を受け、美しい町並みは今は見る影もありません。この地に鎮座する新山神社も社殿流失、甚大な被害に遭いました。
             
宮城県神社庁では、社殿が流失及び全損壊となった神社の復興事業として、神社本庁の神社復興支援金と伊勢神宮よりご支援いただいた檜材を活用し、さらに各方面からのご協力を得ながら、仮社殿の建設を行っております。
今回の新山神社竣工奉告祭は県内では第1号となり、神社本庁、神宮司庁からのご来賓、県内神社関係者、総代さんはじめ氏子の方々、今後同事業の該当となる神社の総代さん方など、多数の参列のもと盛大厳粛に斎行されました。

         

         
  
新山神社は津波により裏手の斜面に全壊状態で打ち上げられており、宮司さんはその中から何とかご神体を御救いしお守りしていたそうです。宮司さんはご挨拶の中で、「多くの皆さんのご支援の下、神社が復興の歩みを進められた事が嬉しい、今後この神社が多くの氏子皆さんの心のよりどころ、支えになれば」と仰っておられました。

2012年10月30日

雅楽演奏会

Filed under: お知らせ,東日本大震災 — admin @ 9:48 PM

本日10月30日、登米市南方町 仮設住宅集会所に於いて、神社庁教化部主宰による雅楽演奏会が開かれました。

登米市は、県内では内陸部に位置しておりますが、南三陸町をはじめ沿岸部で被災した方々が移り住まわれており、その世帯数は300を超えます。

今回は平日・日中の開催ではありましたが、会場には50名以上の方々にお越しいただきました。

        

        

会場では、宮城野雅楽会による雅楽演奏のほか、神話『天の岩戸開き』の読み語り、神楽『悠久の舞』、雅楽の伴奏による「ふるさと」の合唱が行われ、ゆったりとした時間が流れておりました。

今回のこの事業が、当地にお住まいの方々にとって少しでも心の励みとなれば、幸いに思います。

           

2012年10月27日

第20回 国旗のある自由画展表彰式

Filed under: お知らせ — admin @ 2:52 PM

10月17日神社庁講堂に於いて、第20回国旗のある自由画展表彰式が開催

されました。

国旗国歌の啓発を期して行わる同事業も、記念すべき20回を数えました。

今回は県内11の保育園、幼稚園、小学校より合計393点の応募があり、

特選、準特選他22点が入選いたしました。

親御様が伴われ晴れの場に臨んだ皆さんは、緊張の中にも凛々しきお顔で

表彰を受けられました。

ロンドンオリンピックや尖閣を守る海上保安庁の船、それに大きくはためく日

の丸という絵などもあり、審査委員長で画伯の畠山信行先生も御挨拶の中

で仰っておりましたが、子供はその時代背景を的確に表現する、まさにその

通りと感じました。

入選した作品、入選者のお名前等は近日当HPにアップされる予定です。

          

2012年10月15日

抜穂祭

Filed under: お知らせ,秋の恵みと旬の食べ物 — admin @ 10:00 PM

収穫の秋を迎えました。

本年は季節の巡りが遅く、多くの地域で田植え時期が遅かったように思いますが、
猛暑日が続いたおかげでしょうか、収穫時期はいつもよりも早いようです。
県内でも既に、多くの地域で稲刈りを終えております。

昨日14日、羽田神社御神田に於いて抜穂祭が斎行されました。
神事の後には、5月の田植祭で苗を植えた子ども達をはじめ、多くの参加者によって丁寧に刈り入れが行われました。

         

         

              

今年は例年以上に不安定な天候が続いておりましたが、概ね例年にない豊作の年であるとのことです。

2012年10月1日

『雅楽の夕べ 観月会』

Filed under: お知らせ,東日本大震災 — admin @ 7:31 PM

去る9月30日夜、中秋の名月を迎えた被災地・志津川の地に雅楽の音色が奏でられました。

 当神社庁教化部主催によるこの行事、仮設住宅での不便な生活を余儀なくされている被災者の方々にひと時の安らぎを提供するべく昨年に引き続き企画されたものです。

 当日県営「自然の家」(南三陸町戸倉字根本)の仮設住宅駐車場において、秋の夜空のもと、宮城野雅楽会(石川隆穂会長)会員の奉仕により、管絃や神楽の演奏のほか、『古事記』撰上1,300年をふまえ、神話の読み語りが行われ、仮設住宅の入居者をはじめ集まった約40名の町民が耳を傾けました。
北上する台風17号の影響で曇天のなかの演奏でしたが、時折り雲間から満月が顔をのぞかせ、一同から歓声と拍手がおこる場面も。

       

          

 午後5時30分から始まった観月会は午後六時半、雅楽器の伴奏による唱歌「ふるさと」を一同で歌い閉会となりました。

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