新型コロナウィルス感染症流行鎮静祈願祭
去る6月23日、宮城県神社庁神殿にて、宮城県神道青年協議会による
新型コロナウィルス感染症流行鎮静祈願祭が執り行われました。
また同刻、会員の奉務神社にて「大祓詞」が奏上され、青年神職の方々が心一つに「祈り」を捧げられました。
遅ればせながら、紹介致します。
リンク 宮城県神道青年協議会FB
去る6月23日、宮城県神社庁神殿にて、宮城県神道青年協議会による
新型コロナウィルス感染症流行鎮静祈願祭が執り行われました。
また同刻、会員の奉務神社にて「大祓詞」が奏上され、青年神職の方々が心一つに「祈り」を捧げられました。
遅ればせながら、紹介致します。
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去る六月十九日、名取市閖上鎮座湊神社(伊藤英司宮司)に於いて、東日本大震災からの御社殿再建の地鎮祭が斎行されました。
湊神社は奈良時代に「ゆりあげ五大名王堂」として祀られた事が起源とされ、また応永年間に春日大社の御分霊を勧請し、明暦三年ご神託により旧地へ遷座されたと伝えられますが、東日本大震災の大津波により本殿を始め一切が流失し、氏子にも多数の犠牲者が出ておりました。
過去記事→2011年3月29日
震災後は閖上日和山に鎮座する、末社富主姫神社を仮殿として鎮座されましたが、
この度株式会社創建グループ(大阪府)、一般社団法人レジリエスジャパン推進協議会(東京都)より「災害被災神社再建・地域振興プロジェクト」として無償で再建、寄贈されることとなりました。
本プロジェクトは、白山姫神社(熊本県)、諏訪神社(福島県)に次ぐ第三弾であり、「神社再建+最新防災テクノロジー」、「神社・お寺を防災拠点に!」という理念に伊藤宮司が賛同した事により実現されました。
神事には宮城県神社庁副庁長、竹駒神社宮司村田守広氏を始め、湊神社総代長伊藤明氏、プロジェクトを担う株式会社創建代表取締役会長吉村孝文氏、設計監理を担う株式会社木の城代表取締役社長吉村直巳氏、施工を請け負う東和総合住宅株式会社相原和夫氏らが参列し玉串を捧げられました。
また、社殿の建築資材には伊勢神宮の御用材、株式会社東北特殊鋼(村田町)の邸内社である金岡八幡宮の社殿も譲渡されており、用材として使用される予定とのことです。土地区画整理事業の影響により、境内地は震災以前より西へ約500メートル移動することとなりましたが、閖上地区の鎮守としてその神威を一層に増すことでしょう。
祭典閉式に当り、伊藤宮司は「震災発生時は戦争でも起きたかの様な風景が広がり、また氏子の多くが被災して神社再建の寄付も儘ならず、途方に暮れる日もあったが、全国各地よりご支援を頂き今日を迎えられ安心致しました。これからは閖上の人々の心の拠り所として、元の賑わいを取り戻せるように努め、また、その光景を全国の皆さんに見ていただきたい」と述べられました。
新御社殿は今年末竣工の予定とのことです。
去る6月15日、気仙沼市赤岩牧沢鎮座 八雲神社(平野貞祐宮司)に於いて、宮城県神社庁気仙沼支部(支部長 熊谷正之)主催による新型コロナウイルス感染症流行鎮静祈願祭が斎行されました。
コロナウイルス感染症の流行に対しては、これまでも各神社が其々鎮静祈願祭を斎行しておりましたが、改めて気仙沼支部として、疫病退散に御神徳の高い八雲神社にて、同社の御縁日に祈願祭を斎行する運びとなったとのことです。
祈願祭では、始めに神社境内に於いて大祓式を斎行、奉仕者・支部役員併せ12名による大祓詞(おおはらえのことば)奉唱の後、天地四方の祓い清めが行われました。
続いて社殿に昇殿し祈願祭を斎行、平野宮司による祈願の祝詞に続いて本吉太々法印神楽『初矢』(四方祓いの神楽)が神前に奏された後、宮司、支部長、宮城県神社庁より小松勝麿副庁長が玉串を奉り、新型コロナウイルスの早期の鎮静と世の平安を祈願されました。
祭典終了後には、熊谷支部長が『疫病退散に御神威のある八雲神社にて、支部員が力を合わせて祈願祭を奉仕したことは非常に有意義なこと。大神様の御神徳が四方に行き届き、当地方に疫病が入り来たらぬよう、また全国の災禍が早急に鎮まることを改めて祈念したい』と述べられました。
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