神政連 大嘗宮拝観研修旅行
去る12月4日-5日にかけ、神道政治連盟宮城県本部青年隊
の研修旅行が行われ、神政連黒須貫幹事長、窪木好文青年隊長以下
青年隊員11名が参加致しました。
当日は仙台、東京ともに好天に恵まれ、一行は13時30分東京駅に降り立ちました。
皇居まで徒歩にて移動、特設会場での手荷物検査を受けたのち、坂下門から入場致しました。
平日にも関わらず、日本国民を始め、諸外国の方々も大勢来訪され、いかに大嘗宮が国内外を問わず関心を持たれているかが窺えました。
入場して間もなく、皇宮警察より120分待ちのアナウンスがあり、御前を拝観した時にはすでに15時45分を過ぎておりました。
今上陛下一世一度の重儀が斎行された祭場を拝観できたことの幸せを噛みしめるとともに、悠久の歴史を受け継いできた日本国民の精神性を再確認することができました。
畏くも大嘗宮を拝観した後、一行は靖国神社へ移動、当隊のために馳せ参じられた参議院議員和田政宗氏と合流し正式参拝をご奉仕いただきました。
参拝後は靖国神社社務所にて和田氏と歓談し、氏の皇室尊崇の熱き思い、先の大饗の儀に際して秋篠宮皇嗣殿下よりお言葉を賜ったエピソードなどのお話を頂戴致しました。
翌5日は、横浜新港海上保安資料館を見学致しました。
資料館には平成13年に発生した九州南西海域工作船事件により沈没した北朝鮮船籍の工作船が展示されており、その大きさ、自動小銃を始めた武器類、上陸の際に使用するのであろう装備品、日用品等の展示品に、一同驚きを隠せませんでした。
我々の想像以上に危機は迫っており、それを命がけで守られている海上保安庁の方々に只々恐縮致しました。
資料館見学の後は東京駅へ移動の後、帰仙、一連の研修が滞りなく修められました。
解散時には黒須幹事長より、「今後も定期的に研修旅行を行い、
新旧の交流を深めてゆきたい」とのお言葉を頂戴し、一同解散となりました。