2019年8月21日

庭燎のつどい「わらすこ学校」

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去る8月18日、宮城県塩竈市の祓ヶ崎稲荷神社(榊原久康宮司)にて、
庭燎のつどい「わらすこ学校」を開催致しました。(わらすこ=こども)
この催しは、氏子児童を対象として行われた神社境内での体験学習であり、祓ヶ崎稲荷神社並びに氏子青年会、宮城県神社庁教化部神社振興委員会により開催され、約20名の子どもさんにご参加いただきました。

午前11時、開会式が行われた後、児童らは3班に分かれて、それぞれ
「火起こし体験」「行燈作り」「塩釜の昔ばなし」の会場を回りました。
神社拝殿では榊原宮司と氏子青年会が中心となり、塩釜の昔ばなしを題材とした紙芝居の披露とくじ引きが行われました。

火起こし体験と行燈作りは教化部神社振興委員会の委員が中心となり、
火起こし体験の会場では火きり具を用いて実際に火を起こす体験を行いました。子どもの体力ではなかなか火を起こすことが難しく、それでも委員達の手を借りて煙りが立つと、子ども達からは大きな声が上がりました。

行燈作りの会場では同委員らが先生役となり、作り方の説明を受けながら、子どもさん達は思い思いの絵を紙に描いた行燈を作成しました。

体験学習が一巡した後子ども達は社殿に集まり、榊原宮司と神社振興委員の委員らによる火起こし神事が執り行わました。
児童らが見守る中、同委員らが火きり具で起こした火を用いて、紙燈籠に火が灯され御神前へと奉納されました。

子どもさん達はそれぞれ熱心に紙芝居に聞き入ったり、行燈作りに奮闘したり、火を起こす難しさや、今でも火きり具を用いて起こした火で神饌を調理する神事を行っている神社があることなどを学ぶなど、貴重な体験となったのではないでしょうか。

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