神社実務研修会
去る2月25日、宮城県神社庁二階講堂に於いて神社実務研修会が開催され、県内神職凡そ50名が受講いたしました。
研修では、神社本庁総合研究部長 浅山雅司先生により『「尊厳護持」についての留意点』と題した講義を頂きました。
インターネットが普及し始めた当時『ネット参拝』が取りざたされたように、現在もまた世相が大きく変容しつつあり、神社界がどうあるべきかが課題となっております。
講義では、明治期から現代に至るまで、変化する世相に対し神社界がどのように向き合ってきたか、そして特に昨今の、メディアの発達(SNS等)、インバウンド(訪日外国人旅行客)への対応、更にはキャッシュレス化の普及などに触れながら、その中で神社としての神聖性、尊厳をいかに護持して行くかについてご教示を頂きました。
参加者は真剣に聞き入っており、非常に実りのある研修となりました。