慰霊祭
昨日、あの大震災より二年目を迎えた3月11日の同時刻、
名取市下増田 下増田神社境内に於て東北神道青年協議会会員奉仕による
東日本大震災物故者慰霊祭が斎行されました。
祭儀では、県内外の神職をはじめとする多くの参列者により、
はじめに清め祓いの大祓詞(おおはらえのことば)が奏上され、
齋主 福島県神道青年会 村上真也会長により哀悼と鎮魂のまことが捧げられ、最後にみたま和めの奏楽と大和舞が献じられました。
震災から二年、少しずつ復興への歩みを進めておりますが、
斎場であった神社境内をはじめ、その爪痕は至るところに未だ深く残され、
歩みは非常にゆっくりとしたものであると感じております。
多くの参列の方がたと共に奉仕されたこの慰霊祭により、
失われたみたまが安らかなること、そして必ずや復興が成し遂げられることを強く信じます。