田植え祭
先日29日、気仙沼市鎮座 羽田神社の御神田で田植え祭が行われました。
祭典では、自宅を失った3名の児童を含め、およそ30名の子どもたちが早乙女・早乙男として参列し、雨にも負けず一生懸命に苗が手植えされました。
気仙沼は被災地であり、当初は自粛も検討されていたそうですが、地域の人たちの協力もあり、また復興の後押しとなれば、との想いから例年通りに斎行することを決意したそうです。
御神田の周囲には、被災船舶から救い出された大漁旗30枚が掲げられて、五穀豊穣と併せて復興への祈願でもありました。
子どもたちの願いが届けられて、豊作の抜穂(稲刈)祭を迎えられるよう、そして今よりずっと穏やかな気持ちで新米を戴くことができるように、願わずにいられません。