2010年11月15日

村田町 白鳥神社 再生祈願祭

Filed under: お知らせ — admin @ 9:33 AM

11月2日に御神木のイチョウが倒木の被害を受けた白鳥神社で、13・14日の2日間に亘って、『村田町名木を守る会』の協力のもと、御神木の再生祈願祭が執り行われました。

          

祭儀では、村田宮司による祈願ののち、氏子・総代の方々によって、
再生を願って新しい注連縄(しめなわ)か締め直されました。

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今後は、東北大学、独立行政法人森林総合研究所の協力を得て、銀杏の木の保存・樹勢回復と次世代の神木となる苗木の育成に取り組むこととなりました。
研究所では、倒木を知った所員の方々が岩手県盛岡市の東北支所より駆けつけ、協力を申し出て下さったそうです。
また、樹齢1,000年以上ともいわれる御神木の年輪からは過去の大気の状況や気候を知る事ができ、貴重な研究資料になるとのことでした。

境内では、青空コンサートや即売会も開かれ、町内外から駆けつけた人々で賑わいをみせていました。

2010年11月12日

『鎮守の森の銘木』 第13回 角田市 熱日髙彦神社(あつひたかひこじんじゃ)の古木群

Filed under: 鎮守の森の銘木 — admin @ 8:47 PM

熱日髙彦神社(→リンク)は、阿武高地北端に位置する、伊具地方最古の神社です。 
古い鎮守の杜(もり)が形成され、樹齢 200〜500年と推定される杉・樅(モミ)・榧(カヤ)・樫などの古木群がみられます。
当地の植生の極相(クライマックス)を形成しているということで、県より「保存すべき貴重な森林」(レッドデータブック掲載)に数えられています。
戦中、戦後にだいぶ伐採されましたが、現在も石段の両脇、境内の周辺、背後林に、大人3人でも抱えきれないほどの大木が林立します。
森の中には貴重な植物や菌類、動物が生息し、夕刻も暗くなるとムササビが飛び交います。
昨年、山火事で被災した大森山(当神社境外地、角田市最高峰)や、谷間から平地へと広がる田畑など、周辺環境と連続して、すばらしい里山環境をかたちづくっています。
昨年、今年と子ども達を対象に環境体験キャンプを行いました。ヒーリングスポットとしても人気があるようです。

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2010年11月10日

七ヶ宿町 滑津大滝 (なめつおおたき)

Filed under: 宮城の自然 — admin @ 10:07 PM
長老神社から引き続いて・・・。
少し足を伸ばして滑津大滝へ行ってみました。 (→地図

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長老神社の赤い鳥居と黄色のコントラストがやがて赤一色の景色へと変わり、滑津大滝の周辺もより深い紅葉へと変わってゆくのでしょう。
紅葉の向こう側には蔵王山頂の雪がより一層綺麗に映えました。

七ヶ宿町 長老神社の紅葉

Filed under: 宮城の自然 — admin @ 9:58 PM

七ヶ宿町、長老湖のほとりにある長老神社 (→地図)では、境内一帯に自生する紅葉が見ごろとなってきました。

    


この季節には鳥居の周辺の木々が一斉に色を変えてゆき、紅葉のタイミングと天候に恵まれれば息を飲む美しさとなります。
この日も天気が良く、記念碑に周囲の景色が映り込み、文字が宙に浮いている様にも見えました。

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2010年11月3日

村田町 白鳥神社の突風被害について

Filed under: お知らせ — admin @ 9:37 PM
11月2日(火)早朝に、柴田郡村田町村田鎮座 白鳥神社(村田守広宮司)において、銀杏の大木が、大風により倒木する被害がありました。

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神楽殿の屋根の一部とひかえ所が損壊し、神楽殿自体も傾き倒壊の畏れがあります。隣接する倉庫も被害を受けたようです。夜中に倒れたものと思われ、幸い人的な被害はありませんでした。早朝に警戒の消防団が発見したということです。

倒木した銀杏は2000年を数える御神木で、昭和44年に町の天然記念物に指定され、平成4年には当地では初めてとなる樹木医による治療が施されています。フジ、ケヤキなどとともにたいへん親しまれてきました。

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報道で被害を知った人達が途切れなく訪れ、驚きや、落胆の声が聞かれました。立ちつくし涙をぬぐう光景もありました。
村田宮司は「大昔より皆が親しんできた大銀杏で、大切な御神木でした。まもる会ができたり、樹木医に治療してもらったり、保存に力を尽くしてきただけに、たいへん残念です。ただ、根元から倒れたわけでなく、太い枝も残っているので、町や専門家などと相談して、再生を試みたい。先ずは関係者で協議し、なるべく早く危険な状況を改善したい」と話していました。
村田町では夜半より強風が吹き、午前1時過ぎには、神社を含めた一帯で家がガタガタと揺れるほどの突風が吹いたそうです。帯状に狭い範囲で屋根が飛んだり木が倒れたりする被害が確認され、竜巻の可能性もあると言うことでした。

2010年11月1日

宮城県神社祭事暦

Filed under: お知らせ — admin @ 10:22 PM
例年神社庁で発行しております教化冊子、宮城県神社祭事暦が
今回(平成23年版)より新しくなりました。

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以前までのA5版からB5版に一回り大きくなり、
暦以外にも、神棚の祀り方をはじめとした神道の知識、
県内神社の祭典日一覧など、充実した内容となっております。

お受けいただく場合は、お正月のお札をお受けになる際、
もしくはお近くの神社へお尋ね下さい。

2010年10月31日

国旗のある自由画展表彰式

Filed under: お知らせ — admin @ 6:42 AM
10月30日、宮城県神社庁において第18回「国旗のある自由画展」

表彰式がおこなわれました。

今回の応募総数は482点、その中で22点の作品が、特選、準特選

など様々な賞に輝きました。

当日は県内各地より受賞者、ご家族が参加し、賞状・記念品が授与

され、審査委員長の畠山信行先生より一点一点講評を頂きました。

入選、入賞作品は、近々に神社庁ホームページで発表させていただ

きます。

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2010年10月29日

教育勅語渙発120周年

Filed under: お知らせ — admin @ 11:25 AM
明日は、明治23年10月30日に「教育二関スル勅語」、いわゆる「教育勅語」が

渙発されてから120年の節目の日にあたります。

「教育勅語」には人が践み行うべき普遍的な徳目が示されており、今もその意義

は色あせていません。むしろ、親子や家族の間で目を覆うばかりの悲惨な事件が

続発し、道徳心の低下が顕著な現代にこそ、その精神を広く伝える必要が在ると

思われます。

教育勅語に対する偏見をお持ちの方もいますが、一度偏見を捨てて、客観的冷静

にご覧になっていただく事をお勧めいたします。

実に当たり前で、そして真に大切なことが示されております。

《教育勅語12の徳目》

1、親を大切にしましょう。(孝行)
2、兄弟・姉妹は仲良くしましょう。(友愛)
3、夫婦はいつも仲睦まじくしましょう。(夫婦の和)
4、友だち同志、お互いに信じ合いましょう。(朋友の信)
5、自分の言動をつつしみましょう。(謙遜)
6、すべての人に愛の手を差しのべましょう。(博愛)
7、勉学に励み職業を身につけましょう。(修学習業)
8、知識を養い、才能を伸ばしましょう。(智能啓発)
9、人格の向上につとめましょう。(徳器成就)
10、広く世の人々や社会のために、使命感をもって仕事に励みましょう。(公益世務)
11、法律や規則を守り、社会の秩序に従いましょう(遵法)
12、正しい勇気をもって世のため国のために尽くしましょう。(義勇)

 

※教育勅語について、詳しくは神社庁ホームページをご覧下さい。

                    

 

 

 

2010年10月26日

神宮大麻頒布始祭 (じんぐうたいまはんぷはじめさい)

Filed under: お知らせ — admin @ 10:37 PM
今日は今までにない寒さ、朝の境内にもだいぶ落ち葉が
目立つようになりました。

現在、伊勢の神宮より宮城県神社庁を介して神宮大麻が
届けられ、県内各支部では管内神社宮司奉仕参列のもと、
神宮大麻頒布始祭が行われております。

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神宮大麻とは、天照大御神さまをおまつりする伊勢神宮の
お神札です。
天照大御神さまは、日本人に稲を授けてくださった神さまで、
古来より皇室の御祖神として、そして日本人の総氏神として
尊ばれてきました。

神宮において、いくつものおまつりを以って奉製された神宮大麻は、
神社庁、支部、更には各神社での頒布祭を経て、皆様のご家庭に届
けられることになります。

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2010年10月25日

抜穂祭

Filed under: 宮城の自然 — admin @ 10:22 PM
10月も後半、気仙沼でも稲刈りシーズンを終えたようです。

5月に田植祭が行われた羽田神社の御神田では、
今月中旬に抜穂祭(稲刈り)が斎行されました。

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春に早乙女・早男として苗を植えた子どもたちは、
今度は刈女・刈男となって、自分たちで植えた稲穂を
刈り取ってゆきます。

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春には冷夏の見通しでしたが、実際には前例の無い猛暑。
今度は高温障害に悩まされる、厳しい年となりました。

今回収穫された稲の一部は、神前に供えられ、
11月23日には収穫を感謝した新嘗祭が執り行われます。
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